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2006年09月14日

【環境】スピードリミッター装着の経過措置終了

国土交通省が、高速道路での大型トラックによる重大事故の軽減を目的に3年前から段階的に義務づけてきた、大型トラックへのスピードリミッター(速度抑制装置)装着義務づけの経過措置期間が8月末で終了した。

これまでの調査から、スピードリミッターの装着により、安全面や環境面での効果が出ているとして、使用過程車を含め、9月以降も車両総重量8トン以上(最大積載量5トン以上)の大型車約78万台の63%に当たる48万7千台の大型トラック全てを規制対象に、時速90キロメートルを越えて加速できないスピードリミッターの装着が義務付けられた。

平成17年度調査報告書によると、大型トラックによる高速道路での死亡事故、特に危険認知速度の時速90キロメートルを超える速度での追突死亡事故の減少や、トラックの平均速度などから推測する平成17年度時点でのCO2削減効果が31〜66万トンと推定されているなど、スピードリミッター装着による相対効果は大きいとしている。

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投稿者:gotsuat 11:56| 環境負荷低減における助成関係【取り組み内容別】