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2006年09月29日

【流通】au携帯電話に装着する携帯電話用ICタグリーダーを販売開始

――変わるか物流シーン――

日立製作所 情報・通信グループとKDDIは、このたび、Bluetooth内蔵のau携帯電話に装着して、世界最小クラスの非接触ICチップ「ミューチップ」の読み取りを可能とした携帯電話用ミューチップリーダーを共同で開発した。日立は、主に流通業や製造業といった企業向けに、10月2日から同製品の販売を開始する。あわせて、同製品を活用したさまざまなソリューションを提供していく。また、KDDIは、同製品の動作・制御に必要なau携帯電話の供給と、携帯電話用アプリケーション開発に関する各種技術サポートを行う。
同製品は、au携帯電話に装着し「ミューチップ」にかざすことで、読み取った「ミューチップ」の情報をBluetooth通信でau携帯電話へ伝送、「ミューチップ」は、それぞれに固有の128bit (10進法で38桁) のID番号が書き込まれているため、au携帯電話の画面上にこのIDと紐付けられた情報を表示したり、サーバーなどへネットワークを介してアクセスし、履歴を残すことなどが可能となる。また、読み取った「ミューチップ」の情報を、au携帯電話の位置確認機能と連携させ、読み取った地点の位置情報を含めてセンターにあるサーバーに登録することも可能。さらに、携帯電話に装着できるほど小型・軽量化したほか、携帯電話を利用するため、LANなどのネットワークインフラが無い屋外などでも利用が可能であり、さまざまな場所・場面・用途でのICタグ活用を実現する。価格は一台8万4千円。
果たしてバックグラウンドのソフトを含めて安いか高いか発想次第だ。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 12:06| 流通