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2006年09月29日

【知識】日本コムシス、「RTM」を開発・導入へ

日本コムシスは、同社が実施している光ファアクセス施工工事イバーにおける現場作業状況を正確かつリアルタイムに把握し、作業の全社的な効率化及び顧客満足度の向上を図ることを目的に、「リアルタイムマネジメントシステム(RTM)」を開発、8月より社内で試験導入している。
RTMは、光アクセス施工工事を行っている複数の現場と管理センターを、iアプリ対応の携帯電話を使ってつなぎ、リアルタイムで作業現場の状況を把握することができるシステム。作業者はそれぞれの現場で、携帯電話を使ってRTMのソフトを立ち上げ、作業開始時および終了時にボタンを押すだけで、管理センターに業務の進捗状況を知らせることができる。センターには、作業グループ毎のその日のスケジュール表があらかじめ登録されており、現場からデータが送信された時刻が、そのスケジュール表に自動的に書き込まれる仕組みになっている。スケジュール表には作業前、作業中、作業完了で、それぞれ分かりやすく色分けされているため、各グループの進捗状況の確認をリアルタイムで容易に行うことができ、作業遅延や突発的な発注や事故など不測の事態発生の際にも、迅速な対応が可能。
同システムは、日本コムシスが全国にサービスを展開している24エリアの1つである東京・世田谷エリアにおいてすでに試験的に導入されており、今年度中に全国の24エリアすべてで同システムを導入する計画。そして、それぞれのエリアでのデータを集積することによって、作業に必要な稼働を検証し、業務のさらなる効率化に役立てていく。
日本コムシスでは、これまでに培ったIT技術やノウハウを活用して、社内における情報共有の迅速化や業務の効率化、様々なデータの可視化などを進めており、今後も新しい技術を積極的に取り入れて、全社的な業務改善を推進していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:00| 知識