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2006年10月03日

【流通】東京電力とKDDI、画像配信サービスを提供

――コードレスで静止画像をライブ配信――

東京電力KDDIは、ソーラー電源とau携帯電話を活用した画像配信サービス「PointScope(ポイントスコープ)」を共同開発し、10月2日より、東京電力の100%子会社である東電環境エンジニアリングが、サービスの提供を開始した。 
「PointScope」は、東京電力が、山間部など人の立ち入りが困難で電源確保が難しい場所でも、電力設備の保守・監視ができるように開発したソーラー電源による画像配信技術と、KDDIのau携帯電話を組み合わせたサービス。ユーザーの希望の場所に小型で軽量化したコードレスの静止画像撮影用カメラを取り付けて、高品質の画像をライブで提供する。同サービスは、電源工事や通信工事が不要となるため、簡単・迅速な設置が可能となり、また、au携帯電話が使えるところであれば全国どこでも利用できることから、自然災害の恐れがある場所での防災監視や無人設備の監視、自然条件の厳しい場所での天候・積雪状況の監視、自然・環境観察など様々な分野で活用可能となる。
また、「ソーラー電源タイプ」の他にも、「電池タイプ」や「AC電源タイプ」を用意するとともに、データ保存量の増量など、オプションメニューも多数ある。東電環境エンジニアリングでは、今後3年間で1,000件のサービス提供を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:56| 流通