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2006年10月06日

【流通】日本製のICタグに期待表明

――日本規格がグローバルな規格へ――

無線ICタグの国際標準化団体であるEPCグローバルは2006年10月3日に理事会を東京で開き、それに合わせて10月4日に記者会見を行った。理事会議長である米プロクター・アンド・ギャンブル副社長のリチャード・カントウエル氏をはじめに、理事会メンバーである米ウォルマート・ストアーズや独メトロ・グループ、米国防総省、ソニーなどの代表者が一同に会した。
ICタグの(電子荷札)の国際基準化を推進しているEPCグローバルだが、日本の官民共同開発プロジェクト「響(ひびき)タグ」についてEPCの第二世代規格に完全準拠するとの認識を示し、来年夏の商品化に期待を表明した。日立製作所が生産予定の一個あたり単価が5円程度である点、ウォルマートなどが利用し始めた第二世代規格に準拠している点が評価され、発売されれば規格認証が可能であるとの認識を示した。
様々な活用範囲が予想されるが、この技術に次世代インターネット技術(ipv6)を盛り込む事ができれば一種の革命が起こると思われる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:55| 流通