2006年10月12日
【流通】松竹、歌舞伎文化と商品・サービス情報など提供する公式サイト開設
――松竹、伝統文化の歌舞伎で新たな挑戦――
松竹は、１０月１６日（月）午前１１時、新しいインターネットビジネスとして、歌舞伎の公式サイト「歌舞伎美人（かぶきびと）」（http://www.kabuki-bito.jp）を開設する。「歌舞伎美人」は、公演情報の提供、ニュース配信、チケット購入といった歌舞伎ファンへの従来のサービスや情報提供に加え、歌舞伎文化と商品・サービスとを融合させて情報発信する、広告媒体としての機能を有していることが特徴。サイトオープン時点で企業８社からのスポンサードを獲得、中高年女性を中心とした富裕層に向けて、歌舞伎文化を軸に、一流企業からの情報を届ける。同サイトは、日本の伝統文化を生活に取り入れることを提案していく、松竹の新たなビジネスの第一歩となる。
今後のビジネス展望は「歌舞伎美人」において、欧米の高級ブランドや日本の老舗ブランドと共同でオリジナル商品の開発、インターネット販売、ほかに歌舞伎映像の配信、ＳＮＳ（ソーシャルネットワーキングサービス）を利用したコミュニティビジネス、多言語化による海外展開などを検討している。「歌舞伎美人」のターゲットは、所得・文化水準の高い４０代、５０代女性が中心。この層は、金銭的に余裕があり消費性向も高く、アクティブシニアとしてメジャーマーケットを形成している。９１．５％がインターネットでの購買経験があるなどネット利用率も高く、実際、松竹が販売する歌舞伎公演チケットの購入経路も、６割以上がウェブ経由という背景もある。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 11:46| 流通
