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2006年10月26日

【流通】羽田再拡張と国際線就航にらみ周辺開発が活発

――便利な羽田復活――

2009年度に予定される羽田空港の再拡張と国際線就航をにらんだ周辺開発が活発になってきた。京浜急行電鉄東京モノレールはともに新駅を建設。京急は利用客増を見越して線路の立体化やビジネスホテル参入も進め、羽田関連で約550億円を投資する。神奈川県側でも羽田空港へ連絡道路をつくり、企業や医療機関を誘致する構想が浮上している。
国は羽田空港に4本目となる滑走路を建設し、発着枠を1.4倍の年40万7000回に増やす。国内線増便だけでなく、アジア各都市とも路線が開設される計画だ。 羽田空港へ乗り入れる京急と東京モノレールは再拡張に合わせて、国際線ターミナルに新駅を開業する。京急はさらに14年度にかけて、本線(平和島―六郷土手駅)と空港線(蒲田―大鳥居駅間)の計6キロメートルで連続立体交差化を進める。 これにより28カ所の踏切がなくなる。品川・横浜方面と羽田空港を結ぶ列車を大幅に増発できるほか、街の分断や道路渋滞が解消される。京急は新駅に約150億円、立体化に300億円近くを投資する。
かつて成田へ国際線が移動してさびれた感のあった羽田。現在はパーキングサービスが活発だが、今後も様々なサービスが展開されるであろう。

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投稿者:gotsuat 11:36| 流通