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2006年10月26日

【知識】コクヨ、中国でオフィス通販事業を譲り受け

コクヨの連結子会社であるコクヨインターナショナルは、同社のグループ会社である国誉商業(上海)有限公司が、平成18年10月20日をもってハイブリッド・サービスの100%出資子会社である海伯力国際貿易(上海)有限公司の中国におけるオフィス通販事業を譲り受けることを決定した。
国誉商業(上海)有限公司は、コクヨインターナショナル100%出資子会社であり、平成17年6月からカタログを媒体としたオフィス通販事業「イージーバイ」を営んでいる。一方、ハイブリッド・サービスグループは、マーキングサプライ品(プリンタ印字廻りの消耗品)を主力に、オフィス全般に関わる商品の販売を行っているが、中国市場においては平成15年10月からオフィス通販事業「オフィスダイレクト」を同社100%出資子会社である海伯力国際貿易(上海)有限公司が営んでいる。
今回の譲り受けは、今後競争激化が予想される中国オフィス通販市場において、日系企業同士による競合を避け、オフィス通販「イージーバイ」への一本化を図ることにより、経営資源を選択的かつ効果的に投下し、中国におけるシェア拡大を目指したもの。
具体的な効果としては、オフィスダイレクトの持つカタログ制作ノウハウを取り込むことによるカタログ制作コストの削減、オフィスダイレクトの持つ優良な日系顧客の獲得などが挙げられる。
イージーバイ事業については10月10日から北京での事業展開もスタートしており、今後の見込みとして、平成20年12月期に60億円の売上高を見込んでいる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:30| 知識