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2006年09月26日

【知識】日本IBM、人事業務のBTO強化

日本IBMは、業務の変革・受託サービスであるBTO(ビジネス・トランスフォーメーション・アウトソーシング)の拡充に向けて、2つの施策を行い、人事業務のBTOを強化する。
企業経営について、従来の延長線ではなく新たな変革が必要との認識が高まっており、イノベーションを実現する手段の1つとして、BTOへのニーズが拡大している。今回の施策はこうしたニーズ拡大に対応したもの。

1) 人事・研修関連子会社の統合による新人事ソリューション・サービス会社の設立

人事関連の100%出資子会社である「日本アイ・ビー・エム 人事サービス」(以下HRS)と「日本アイ・ビー・エム 研修サービス」(以下LSJ)を10月1日付で統合し、新人事ソリューション・サービス会社「日本アイ・ビー・エム人財ソリューション」(以下IHCS)設立。両社の統合によって、給与、福利厚生、採用等の業務と研修業務を合わせた包括的な人事サービスを一元的に提供する体制を整え、顧客のイノベーションの実現をさらに強力に支援していく。

2) IBCSのヒューマン・キャピタル・マネジメント部門との連携強化

人材育成や人事業務のイノベーションへの顧客ニーズの増大に対応するため、IBCSが持つヒューマン・キャピタル・マネジメント(HCM)コンサルティングのスキルとノウハウを提供する体制を強化する。プロセス系業務を効率化すると同時に、人事部門の役割拡大を支援していく。IBMグループが培ってきた人事サービスのノウハウと、IBCSが持つHCMコンサルティングのノウハウを融合し、新会社とIBCSと日本IBMの3社の密接な連携により、多様化・高度化する顧客ニーズに対応していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:02| 知識