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2006年09月28日

【知識】アスクル、新物流拠点を新設・稼動開始

オフィス用品デリバリーサービス業のアスクルは、西日本エリアの新しい物流拠点となる「大阪DMC(プロロジスパーク舞洲I(ワン)」を大阪市此花区に新設し、9月21日より稼動を開始する。
アスクルは、1999年に現在稼動中の「大阪センター」(大阪市住之江区南港中)を西日本における物流拠点として開設。その後、サービスの急拡大や物量の増加に対し、センター周辺の外部倉庫を利用することでその成長スピードに対応してきたが、ここ数年は複数の外部倉庫利用による物流費の増加など生産性が課題となっていた。
いっぽう、1993年に文具・事務用品の取り扱いでスタートしたアスクルのデリバリーサービスも、現在ではその商材を生活用品、家具、医療・介護関連施設や飲食店向けの消耗品にまで拡大しており、今後の商材の拡大によるさらなるビジネスチャンスの獲得に向け新たな取り組みを進めている。
このような状況の中、アスクルは、分散する外部倉庫の大型センターへの集約統合による余剰物流費の圧縮を目指し、また今後の事業展開を見据えた効率的且つ継続的な事業運営を支える次世代型の高機能物流拠点「大阪DMC」を開設するに至った。今後は、西日本エリアの物流拠点として機能するとともに、アジアに開かれた大阪湾岸という立地を活かしたアスクルの海外調達の物流拠点としての活用を見込んでいく。
「大阪DMC」は、アスクルがこれまで培ってきた物流システムのノウハウを活かしながら、「業務プロセス全体の最適化」と「生産性管理(プロダクティビティ・マネジメント)の強化」というコンセプトに基づき設計された。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:00| 知識