2006年12月15日
【流通】日立ソフト、携帯電話で地理情報システムを発売
――どこでも簡単に地図上の業務情報の参照・更新が可能に――
日立ソフトは、ＧＩＳ（地理情報システム）で管理・運用される業務データを携帯電話から参照・更新するＧＩＳ商品「ＧｅｏＭａｔｉｏｎ（ジオメーション）／ケータイ」を１３日より販売開始した。同商品は地図を利用した設備管理や、営業情報・顧客管理が行える同社の統合型ＧＩＳ商品「ＧｅｏＭａｔｉｏｎ」とシームレスに連携し、携帯電話を活用して、いつでもどこでも簡単にＧＩＳ業務データにアクセスできる。
ＧＩＳ（地理情報システム）で管理・運用される業務データはこれまで社内ＬＡＮ等の限られた環境でしか参照できなかったが、同商品では、携帯電話から参照・更新をして業務データをセキュアに取り扱うことが可能になった。また従来、作業範囲のデータを「パソコンからＰＤＡ（個人用の携帯情報端末）へ切り出し・持ち運び」していた運用では、作業範囲外の急な業務対応や現場作業、営業状況の迅速な報告等が行えない不便さがあったが、携帯電話を活用することで離れた場所から簡単に自社の業務情報、作業場所、進捗状況などを参照・更新できる。その結果、書類を持ち出す手間や帰社してからの報告等の時間が省け、スピーディに業務を遂行することができるようになる。同商品はＤｏＣｏＭｏ，ａｕの通信キャリアで使用できる。
より迅速に展開することが求められるビジネスの現場。事務所外の離れた場所から自社の業務データや必要なデータへアクセスできることは大きな効果があると考えられる。より現場に密着し幅広い分野への展開も新たなマーケットとなっていくだろう。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 14:07| 流通
