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2005年02月08日

【物流】「使う」高速道路への政策転換

国土交通省の「使える」ハイウェイ推進会議は、高速道路を上手に利用することで交通事故の削減や環境との調和を図る提言をまとめた。
現在の日本における高速道路の利用率は13%にとどまり、諸外国に比べてもかなりの低水準となっている。提言では、新規建設に重点をおいたネットワークを 「造る」政策から、最適利用、機能向上を重視したネットワークを「使う」政策へ変換する必要性を強調している。
具体的には

1. 不連続区間の解消
2. 多様で弾力的な料金設定
3. ICの最適配置とアクセス強化
4. 本線サービスの向上
5. IC、SA、PAの機能向上
6. 貨物専用施設の整備
以上の施策により、安全な生活道路の復活、環境と調和のとれた社会、渋滞の緩和等の実現が可能となる。さらに利用率を10年後には20%まで引き上げ、将来的には30%を目標としている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 17:16| 行政関連