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2005年02月24日

【物流】レコード業界が各シーン別のICタグ利用実験

昨年末から今月14日までの間、日本レコード協会、日本映像ソフト協会などレコード・CD、DVD関連業界4団体が、物流センター、小売店舗、レンタル店舗のそれぞれでICタグの利用実証実験を実施した。
今回の実験ではUHF帯(電波方式)、13.56MHz(電磁誘導方式)、2.45GHz(電波方式)の3周波数のICタグを使用。基本実験等(読み取り 性能の確認、タグ貼り付け位置の検証等)を行った後、在庫管理や物流工程の効率化、盗難防止等にICタグを利用することによる効果の検証をそれぞれの物流 拠点で行った。
物流センターでは、個品に13.56MHz、ダンボールにUHF帯のICタグを添付して実施。個品の場合は棚からのピッキングを行い、マスターカートンに 添付した場合はゲートを通過させ、読み取り制度などを検証。マスターカートンにICタグを添付した場合、中のCDなどには13.56MHzのICタグは添 付せず、個品とマスターカートンはそれぞれ個別に検証。なお、今回の実験では、物流センターではピッキング業務と在庫管理業、入出庫業務のICタグ利用時 と従来方式の比較対象を行い、小売店舗とレンタル店舗は13.56MHzのICタグを利用し、基礎実験でのみ2・45GHzを使用した。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 17:11| その他