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2006年11月20日

【知識】住友倉庫、オムロン子会社を合弁事業会社に

住友倉庫とオムロンは、16日にオムロンの物流子会社であるオムロンロジスティッククリエイツ(以下OLC)の株式(発行済株式数の49%)を同社が譲受け、OLCを合弁事業会社とすることに基本合意した。
オムロングループは、顧客満足度を高め、競合他社との優位性を一層確かなものとするため、グローバルベースで物流のサプライチェーンマネジメント(SCM)改革を進めている。その中で、今回、OLCをオムロングループに対する商品物流に特化した専門機能会社に改め、これまで培ってきた多品種少量物流ノウハウに加えて、同社との合弁によりグローバル機能を充実し、グループ全体の物流機能の強化を図る。
一方、同社グループは長年、国際総合物流企業として事業を展開し、サプライチェーン全体の在庫管理能力、豊富な国内外の物流インフラ、グローバルな物流の構築・運営能力に強みを発揮してきた。特に、今般中国では新たな現地法人を設立すると同時に倉庫建設にも着手して配送センター業務の強化に努めるなど、中国や東南アジアを中心に物流事業の業容拡大を図っている。
この合弁事業を通じ、オムロングループは顧客へより一層質の高いグローバル物流サービスを提供することにより、顧客満足度の向上に努める。同社グループは、オムロングループとの関係を深めることにより、物流事業の一層の拡大を図っていく。今後ともオムロングループとの信頼関係をより強固なものとし、相互の企業価値向上を目指していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:20| 知識