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2006年11月22日

【知識】旭化成ホームズ、「住宅総合技術研究所」を設立

旭化成ホームズは、「ロングライフ住宅の実現」に向けた基礎技術研究の一層の拡充と次世代を見据えた商品開発を行なうため、旭化成グループの研究開発施設が集中する旭化成富士支社内に「旭化成ホームズ住宅総合技術研究所」を2007年10月に開設することを決定した。
これまで同社では、東京都板橋区の志村試験場を中心として技術研究開発を行ってきた。しかし、近隣環境の変化により立地として適さなくなってきたこと、および旭化成グループの新事業創出機能と研究開発施設が集中する富士支社内に住宅の研究開発施設を移転させることで、研究開発のグループシナジー効果が期待されることなどから、志村試験場を移転し、規模および研究設備内容とも拡大・拡充することに至った。
投資予定金額は約30億円。今年11月下旬に着工、来年10月より供用開始の予定。 
旭化成グループでは、富士地区に先端素材の研究開発・生産施設を集中させることで、同地区のグループ研究開発拠点化を進めている。今回決定した移転により、多岐にわたる先端技術や高度な解析・シミュレーション技術を備えた旭化成新事業本部とのシナジー効果を得ることで、「ロングライフ住宅の実現」に向けた技術開発を加速させる。これまでも、新事業本部内の基盤技術研究所との連携により、長期耐用化技術の進化や日照・通風シミュレーションシステム「ARIOS」の開発など多くの成果を実現しているが、今後は最先端技術との融合による新たな価値創造が数多く創出されることが期待される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:19| 知識