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2006年11月24日

【知識】ファーマフーズ、パートナーシップ契約締結

ファーマフーズと、焼津水産化学工業および同社の中国の子会社である大連味思開生物技術有限公司(大連YSK)は、11月17日、中国(台湾を除く)での新規事業を推進するためのパートナーシップ契約を締結した。
焼津水産化学工業は、業務用の調味料から機能性素材の開発・販売までを手掛けてる。ファーマフーズは平成9年9月に機能性食品素材の開発・販売を目的に設立、今年6月に東証マザーズに株式上場した研究開発型企業で、機能性食品素材のギャバ(γ−アミノ酪酸)やカテキン素材などを開発し販売している
今回のパートナーシップ契約は、海洋生物から得られる機能性素材の開発・販売の拡大を目指す焼津水産化学工業と、免疫、老化、神経の分野での製品開発・販売を行うファーマフーズがパートナーとして提携することで、新しい機能性食品素材の開発・生産から販売までを両社が共同で行うことを目的としている。
具体的には(1)3社の持つ技術、素材、ノウハウ等を活用して共同で製品開発、製造、販売を行い、大連YSKが開発製品の製造を受け持つ(2)3社が中国での新たな市場を開拓する、などとなっており、3年後にはファーマフーズを中心に中国市場で10億円の販売を目指す。
ファーマフーズと焼津水産化学工業とは、発酵技術等に関する基礎研究の実施や、焼津水産化学工業の子会社が販売している「おいしい低塩しょうゆ」にファーマフーズのギャバを使用しているなどの関係がある。大連YSKは、平成16年に設立、同17年から操業を開始、現在は機能性食品素材の中間体や中国市場向け調味料を製造している。これらの実績から3社による今回の提携に至った。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:19| 知識