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2007年01月18日

【知識】コマツ、小型機械事業を強化

コマツは、12日開催の同社取締役会において、小型機械事業の強化を図るため、同社の全額出資子会社である、小松フォークリフト(以下小松リフト)と小松ゼノアを、同年4月1日をもって合併させることを骨子とする組織再編について決議した。
小松リフトのフォークリフト及びコマツゼノアのミニ建機は、製品重量や生産台数等が似通っており、小松リフトでミニホイールローダー(ミニ建機)の生産、コマツ粟津工場でフォークリフト用トランスミッションの製造など、グループ内で生産面のシナジーを追求してきた。これらの小型機械は、都市化の進展に伴う都市インフラ整備や物流効率化のため、今後ともグレーターアジアをはじめとした海外需要の大きな伸びが期待できる。
今回、フォークリフトならびにミニ建機を新たなユーティリティ事業と位置づけ両社を合併させる。合併後の新会社は国内、海外のユーティリティ事業に関わる関係会社も傘下に置き、グループの経営資源を総合的かつ効率的に活用することでシナジー実現を一層加速させて商品競争力向上を図り、マーケットポジションならびに収益力の向上を図っていく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 12:02| 知識