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2007年01月24日

【知識】ATHD、海外のオペレーションを米子会社に移管

アライドテレシスホールディングス(以下 ATHD)は、経営効率化とコスト削減を目的に、日本国内と海外でグループ会社のオペレーションを分割する。ATHDは従来どおり日本国内のグループ会社運営についての全権を有するが、海外グループ会社についてはアライドテレシスキャピタル(以下ATCC)の社内に「Allied Telesis Holdings North American Operations」という分室を設置し、ここで経営に関わる様々なオペレーションを実施。
ATCCで海外グループ会社のオペレーションを行うことで、文化や言語の多様性に柔軟に対応することが可能となり、正確で迅速な決断による経営効率化とコーポレート・ガバナンスの徹底を図ることができるとともに、知的財産のコントロールや各国子会社で重複する役職や機能が一本化できることからコスト削減につながる。さらに、米国を中心とした英語圏の人材の流動性が高まることから、組織作りの自由度も向上。また、日本(ATHD)からも人材を派遣してインターナショナルにスタッフィングを実施できる。
今回のオペレーション変更は、2007年度スタートにおける強化策の1つとして、収益性と財務健全性をグローバルに改善するために最も適した方法であると考える。これによりATHDは今まで以上に日本国内のコスト管理等運営に注力し、世界的に売上げ、利益を上げる体制も強化していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:57| 知識