<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2007年01月26日

【知識】日本製紙グループ、関連会社3社を統合

日本製紙グループは、日本製紙がこれまで事業別・地域別に進めてきた物流合理化を、グループ全体最適の実現のために、事業・地域の枠を越えてグループ全体で進めていく。その第一歩として、同社のグループ関係会社である日本製紙物流をグループ全体の物流を担う中核会社として位置付け、4月1日付で、日本製紙物流と大昭和ロジスティクスおよび日本板紙物流の3社を統合することになった。
日本製紙グループでは、2003年4月から、日本製紙の物流を主体に全国各地にある工場を4つのブロックに分け、北海道ブロックは旭新運輸、東北ブロックは南光運輸、中部ブロックは大昭和ロジスティクス、中国ブロックは岩国海運がそれぞれ主管物流会社となり、工場からの幹線物流コストの低減を図ってきた。
今回の3社統合により、大昭和ロジスティクスと日本板紙物流の企画管理部門を日本製紙物流へ集約し、加えて各ブロックの主管会社と協業することで、工場からの輸送のみならず消費地における物流までを集中管理・合理化できる体制を整える。具体的には、消費地倉庫の集約および関係代理店との共同物流などに取り組み、物流費削減、顧客サービスの向上を早期に実現していく。
すでに2006年7月より、日本製紙の物流管理業務を日本製紙物流へ段階的に移管しつつあり、今後は、日本大昭和板紙、日本紙通商、日本製紙クレシア、日本紙パックなどグループ会社と順次物流業務に関して集中管理を進めることにより、日本製紙グループとしてのシナジー効果を狙う。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:54| 知識