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2007年03月07日

【知識】インテルなど、コンテンツ配信の実証実験を開始

北インテル、フェイス、吉本興業は、3社共同で“PCと携帯電話”を融合させた新しいコンテンツ配信プラットフォームの提供等を通じて、コンテンツ有料配信市場に新マーケットを創造すると発表した。
取り組み内容はフェイスが開発した新しいタイプの権利認証技術を利用した携帯電話とPCの連携によるコンテンツの新しい配信サービス“NFRMサービス(仮称)”の実証実験を本年6日から6月末までの約4ヶ月間実施する。そしてその結果を踏まえ、年内には、有料コンテンツ配信の商業サービスを本格展開することを目指す。
NFRMサービスは、NFRMとFeliCaチップの近距離通信機能を利用することによって、携帯電話サービスで購入したコンテンツを、携帯電話で楽しむ事に加えて、その携帯電話を“かざす”だけで、FeliCaポート搭載PCで楽しむことができる。コンテンツを購入した携帯電話をかざすことで、自宅のPCだけでなく、ブロードバンドに接続されたFeliCaポート搭載PCであれば、どこでも好きな時にコンテンツを楽しむことができる。
個人が所有する携帯電話に,コンテンツに関する権利情報を保持し、携帯電話をPCにかざすことで視聴ができる仕組みにより、コンテンツの不正利用や違法な複製を防ぐことが可能。
高画質・高音質のコンテンツを便利で安全に配信・視聴できるNFRMサービスの実用化により、ハイクオリティなコンテンツの流通を活発化させ、携帯電話業界、PC業界、コンテンツ業界、デジタル家電業界、ブロードバンド通信業界などに新たなビジネス機会を提供する。また、イベント連携やマーケティング・ツールとしての活用などにより、映像・音楽などのクリエーター・権利保有者に新たな制作・流通機会を提供している。従来のフェリカの使い方を再定義、新たな市場を創造する取り組みがはじまる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:48| 知識