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2007年04月03日

【流通】みずほ信託銀行、生体認証機能付きICキャッシュカードを発行

――「指静脈生体認証」方式を採用――

みずほ信託銀行は、キャッシュカード取引のセキュリティ強化に向けた更なる取り組みとして、2日より「生体認証機能付きICキャッシュカード」の発行を開始した。

同カードは、消費者一人ひとり異なる手の指の静脈パターンの情報(生体認証情報)により本人確認を行う「指静脈生体認証」方式を採用していて、従来の暗証番号の入力に加え、消費者の「生体認証情報」をATM取引の都度確認することで本人確認を行うため、キャッシュカードの偽造・盗難等による不正な預金払戻し被害の防止にきわめて有効となる。

同カードの新規発行または切り替え発行にかかる手数料は無料。また、指の静脈パターンの情報は、その特徴をデータ化し、暗号化したうえでICチップに保存され、生体認証情報の登録を希望しない場合は、通常のICキャッシュカードとしてご利用することも可能。 なお、同カードへの生体認証情報の登録についても、2日より開始している。

同カードは現在、まだ利用者が少なく、認証エラーが頻繁に起こるなどの利便性にも少々問題があるようだが、新技術の導入ということで安全性、利便性、対策費用などの問題も一緒に向上して言ってほしいものである。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:47| 流通