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2005年04月07日

【物流】輸送機関別分担率の増加、トンキロベースでコンテナが車扱を上回る

国土交通省がまとめた鉄道貨物輸送の動向によると、平成13年度からトンキロベースで国内貨物の輸送機関別分担率が増加し、コンテナ貨物が車扱貨物を上回っている。平成15年度は4.0%、輸送距離千キロ以上では6.2%(平成12年度)と距離が長いほど高い。
最近10年間では、トンベースで車扱が半減しコンテナは平成11年度以降増加。トンキロベースでコンテナが上回り、平成15年度には車扱の6倍を超えるなど増加傾向にある。
車扱貨物減少の理由として、
1.石油製品をはじめとする全体量の減少
2.セメント、石灰石などのトラックの内航海運へのシフト
3.コンテナ輸送への転換、が挙げられる。
また、コンテナ貨物の増加は、鉄道輸送のスピードアップ、二酸化炭素削減など企業の環境意識の高まりによるものとしている。

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投稿者:gotsuat 14:29| 行政関連