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2005年04月28日

【物流】駐車違反取り締まりの民営委託化

来年6月までに施行される道路交通法の改正で、駐車違反の所有者責任と確認事務の民間委託による取締り強化で、トラック業界では都市内配送車両への影響を心配する声が出始めている。
都市部では、特別積み合わせや宅配便の車両が合法的に駐車できるスペースは少なく、取締り強化で集配作業に支障が生じることも懸念され、今後、統一的なガイドラインを求めていく考えである。
運輸労連は毎年3月、全国一斉に違法駐車の実態を調査している。
昨年は96,321輌のうち、違法駐車の営業用トラックは全体の11.0%(10,632輌)で自家用トラックの13.3%より少なく、自家用乗用車が 75.6%と圧倒的に多かったが、新宿区(東京都)では午前11、12時で営業用トラックが3割を超えた。広島(25.0%)、福岡(24.2%)など主 要都市では、午前10、11時に自家用トラックを上回る結果となった。駐車違反の取り締まり強化には「反対」できず、営業用だけ適用除外を訴えるのも難し そうである。

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投稿者:gotsuat 14:25| 行政関連