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2007年05月17日

【知識】ECナビ、PeX、電通が共同事業の検討

価格比較サイト「ECナビ」を運営するECナビは、子会社であるPeXおよび電通と共同で、ポイントを活用したマーケティングサービス分野における協業の検討をしていくこと、並びに「電通」と、電通ドットコムの運用するファンドが「PeX」の株式を取得することについて、14日に以下の通り合意した。
ポイントサービスは、顧客満足度の向上とマーケティングデータの収集ツールとしての特性を活かし、各種サービス企業が急速に導入・拡大を図っている。それに伴い、ポイント市場も急激に拡大し、野村総合研究所が発表した市場規模においても既に、4500億円超の市場と言われており、今後も高い成長を継続することが期待されている。このような状況を背景に、ECナビ、PeX、電通の3社は、それぞれの持つノウハウやリソースを相互活用して、新たな価値の創造を目指すべく、共同で事業可能性を検討することになった。
「ECナビ」は、商品の購入やアンケート回答に応じてユーザーにポイントを付与しており、既に付与総額で18億円以上の実績を持っている。そして2007年2月にサービスを開始した「PeX」は、様々な会社で貯めたポイントを交換できるポイント交換サービスを運営しており、ポイントサービス自体の利便性の向上と顧客誘導を中心とした、マーケティング支援を行っている。電通グループは、マーケティング分野における日本のリーディングカンパニーとして、多くの経験とノウハウを持っており、新たな共同事業、協業体制を推進し、ポイント市場全体の更なる発展を図っていく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:27| 知識