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2007年06月13日

【知識】住友商事とフロントメディア、資本・業務提携

ケータイ専門TV局を運営するフロントメディアは、モバイルメディア事業拡大のため、住友商事を主な割当先とする第三者割当増資を実施した。住友商事はフロントメディアと、モバイル事業において資本業務提携を進めることで、同社の成長を支援することとなった。
フロントメディアは、今回の資本業務提携に基づき、同社の運営するケータイ専門TV局「Qlick.TV(クリック ドット ティービー、通称:QTV)」を中心に、住友商事本体とグループ企業及びパートナー企業との協業を視野にいれ、新規広告商品の共同開発、共同番組制作、モバイルコマース、モバイルマーケティング、企業向けケータイホームページ制作、ケータイ映像配信プラットホームサービス、ケータイ広告配信システムの共同開発など、積極的にモバイル事業を展開する。
QTVの手がけるモバイル広告市場は「2011年に1,284億円となり2006年(390億円)の3.3倍程度に達する」と予想され、また 物販等を含めたモバイルコマース市場も、2005年度には4,074億円となるなど、モバイルインターネット市場は急拡大が続き、多くの企業が注目する市場となっている。こうした背景を踏まえ、住友商事では、かねてよりモバイル事業に対して、ベンチャー企業への投資等を通じ事業拡大を進めていたが、今回100万人以上の会員を有するケータイ映像メディアNo.1の「QTV」を運営するフロントメディアへの出資を通じて、フロントメディアを住友商事グループのモバイル事業の戦略的アライアンスパートナーとして、モバイルインターネット市場での更なる事業拡大を図るものとなった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:58| 知識