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2007年07月26日

【知識】アルファクスと日本アジア投資、業務提携

外食チェーン向け基幹業務システム・サービスで国内トップシェアのアルファクス・フード・システム(以下 AFS)と、ベンチャーキャピタル大手の日本アジア投資(以下 JAIC)は、外食ベンチャー企業の経営支援を協力して行うことに合意した。
AFSが提供する「外食チェーン向け基幹業務サービス」は、食材・人件費ロスの削減を中心に、外食企業の経営効率を飛躍的に高めることで定評があり、すでに多くの上場外食チェーンに導入されている。一方JAICは、上場を目指している外食企業に多くの投資実績があり、AFSの情報システム機器・サービスを紹介・導入することにより、投資先企業の原価低減や販売管理費のコントロールが容易となり、経営効率を上げて早期の上場を実現させる仕組みづくりを目指す。AFSの現在の顧客は、すでに上場している外食大手企業が多いが、今後のすそ野拡大の一環として、「オーダーショット」を月額レンタル方式で貸し出す「e-CREW」サービスなど、今後上場を目指す中堅の外食ベンチャーチェーンが利用し易いサービスの拡充もしており、同社がそうした顧客に対してJAICを紹介することで、資本増強や経営強化等の支援を共に後押しすることも可能。昨年の国内ベンチャーキャピタル各社の小売り・外食分野への投資額は241億円と、8割増になったという統計もあり、ネット・IT分野の減速を尻目に拡大している。AFSは昨年9月にヘラクレス市場へ上場致しましたが、JAIC広島支店がITベンチャー企業として1999年9月にAFSに投資を行い、上場達成まで支援したことがこのたびの業務提携につながった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:47| 知識