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2007年08月17日

【知識】介護情報サービス事業の開始

リクルートと三井物産は、インターネットを利用した介護情報サービス事業の開始を決定した。現在、日本の介護をめぐる状況は大きな転換期を迎えている。高齢化・核家族化、また今後の介護療養型医療施設の削減などによって介護環境は急速に変化していくと同時に、要介護者や介護を実際に行う家族サイドのニーズも多様化している。
こうした状況を背景に、リクルートと三井物産は1月24日に発表した資本・業務提携を基に、4月頃にリクルート内に介護事業に関する準備室を設置して事業化の検討を進めてきた。その結果、従来より医療情報サービスの提供を行ってきていた両社の合併会社である、(株)アールスリーヘルスケアプランニングが既に持つノウハウ・ユーザー基盤などを活かし、介護情報サービス事業を推進することとした。また、これを機に同社社名を10月上旬に(株)アールスリーヘルスケアに改名し、医療・介護に関する有益かつ専門性の高い情報・サービスを提供していく。介護情報サービス事業では、リクルートのWeb事業・商品開発・営業ノウハウは、三井物産の本領域におけるネットワーク・消費者基点の事業構築のノウハウを活かす。本事業では要介護者や介護を実際に行う家族サイドと、介護施設をはじめとする介護サービスの提供者とのマッチングをWeb上での「施設検索」などのサービスを通して実現する。2008年初頭には、Webサイトの立ち上げ、基本機能・基本情報の提供を予定しており、関東を中心に2009年末頃までに月間利用者20万人を見込む。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:17| 知識