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2007年08月24日

【知識】一般用医薬品等卸売業務分野で資本・業務提携

株式会社大木と株式会社エーアイピーとは、一般用医薬品等卸売業務分野において、資本・業務提携および一部の事業分野における統合について、協議・検討を進めることに合意いし、23日の取締役会で決議し、同日付でその覚書に調印した。業務提携の経緯および背景として、一般用医薬品小売市場を取り巻く環境は、引き続き厳しさを増しており、取引先ニーズも広域化、多様化している。また、平成21年度には完全施行となる改正薬事法についてその細部と影響についても徐々に具体的になっており、それに対する対応は、一般用医薬品等卸売業界および関係業界にあり、課題となってきた。
(1)登録販売者制度の発足
(2)OTC商品(一般医薬品)の成分による販売方法の制定
(3)OTC卸売業者に対する規制の明確化
その結果として、販売業界の多様化、商品供給方法の見直しを行なうことが必要となっている。このような環境変化の中、全国的な広域営業と物流体制により、医薬品から化粧品、健康食品等の幅広い商品群に係る卸売業を展開している大木と、九州地区において医療用具(コンタクトレンズ、メガネレンズ・フレーム、医療機器)の取扱いに強い特色を有し、25年以上に亘り医薬品・医療雑貨等卸売業務を営んできているエーアイピーとが資本・業務提携を行い、更に、一部の事業分野(コンタクトレンズケア用品等)における統合を行なうことにより、取引先の高度化するニーズを充たすことが出来ると同時に、広域卸と九州地域の特定分野における有力地場卸との組み合わせによる営業力の強化、コスト面での合理化等のシナジー効果が発揮出来るものとの意見が一致した。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:11| 知識