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2007年08月23日

【物流】日韓航空自由化合意

都内で2日に開催された日本と韓国の航空当局間協議で、空港容量に制約があるわが国の首都圏空港の成田・羽田空港の関連路線を除いて、日韓が相互に便数や乗り入れ地点の制限を撤廃し航空自由化を実現することで合意した。
今 までは、日韓双方ともに乗り入れできる全空港・路線を航空当局間で取り決め、新規路線の開設には、乗り入れ空港・路線の追加に関して航空当局間協議で合意 が必要であった。便数についても、航空当局間で合意された全路線ごとに就航可能便数が設定され、韓国企業は関空、中部、福岡等、路線ごとの輸送力を設定枠 の限界まで使用しているため、増便などを行う際は、路線ごとの輸送力拡大に関する当局間の合意が必要だった。しかし、今回の合意で以上の制約が省かれ、日 韓ともに個別の乗り入れ空港や路線の協定上の限定がなくなり、路線設定や増便が自由に行えるようになった。尚、今回の合意で唯一制限が残る首都圏空港関連 路線に関しては、1.韓国側企業は成田で保有している週73便の枠内で路線を自由に設定できる 2.日本企業は成田〜仁川線を週73便以内にする、とし、以遠権に関しては韓国企業が日本国内の空港から北米路線への就航を週7便まで、日本企業が韓国国 内の空港から第3国路線への就航を週15便までとする、となっている。

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投稿者:gotsuat 14:37| 国際物流