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2007年08月29日

【知識】医療・ヘルスケアの資本・業務提携

三井物産と総合メディカルは、医療・ヘルスケア領域に於ける共同事業展開の為、資本・業務提携に合意した。総合メディカルは、病医院向けの経営コンサルティングを中心に、調剤薬局チェーンを展開する他、"DtoD事業"として医師の転職・開業支援等、病医院運営への幅広いサービスを提供する総合医療支援事業体を目指している。三井物産は2003年に総合メディカル株式の1.5%を取得すると同時に、両社は共同で特定保健指導受託事業を行う株式会社メディクオールを設立した。その事業運営と並行して、今後の医療・ヘルスケア領域での事業展開ビジョンの協議を続け、両社ビジョンの共通性と経営資源・ノウハウの相互補完性が明らかとなり、このたびの業務・資本提携に至った。今後両社は、それぞれが有するノウハウ・知見・顧客ネットワークを利用し、より良い医療の効率的な提供を実現する医療基盤事業を国内で共同展開し、医療消費者・医療従事者の方々に貢献することを目指す。また、三井物産の海外ネットワークを活用して、諸外国で成立しているビジネスモデルを日本の医療環境に適合するように開発導入し、両社の企業価値の更なる向上を図る。今後は日本型ヘルスケアビジネスの確立を目標として両社協力して新規医療・ヘルスケア事業を、海外事業体との連携を含め検討し、医療機関の経営効率化、より良い医療の提供に貢献できる基盤事業、医療IT事業、医療サービス事業、物流ソリューション事業、ファイナンス事業等の企画および検討並びに共同事業の実施を行う。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:06| 知識