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2007年11月19日

【知識】ウェルネットと三井住友銀行、EC決済の戦略的提携に向け協議

ウェルネットと三井住友銀行(以下「SMBC」)は、SMBCによるウェルネット株式取得を機に、EC決済ビジネスにおける戦略的提携に向け、協議していくこと等について、基本合意した。
近年、BtoC・EC市場は、携帯電話向けサービスなど様々なコンテンツの増加や消費者の購買行動の変化等により拡大基調が続いている。EC決済サービス市場につきましても、BtoC・EC市場の拡大と多様な決済手段の普及により拡大しているが、異業種からの参入増などを背景に決済サービス提供企業間の競争はむしろ激化しており、提供するサービスの高付加価値化や差別化なしには収益の拡大を図れない状況となりつつある。
このような環境認識の下、ウェルネットとSMBCは、相互の経営資源や事業基盤の緊密な連携を図ることにより、既存事業の拡大と新たなビジネススキームの創出を図りつつ、持続的な成長の基盤を構築することを目指し、戦略的提携にむけた協議を開始することで、基本合意した。ウェルネットは、コンビニエンスストアを活用した強固なEC決済インフラを有している他、他社に先駆けて「ケータイチケットサービス」を開始した実績がある。一方、SMBCは、豊富な顧客基盤や営業力、金融事業における高度なノウハウ、信用力・資金力などを有しており、ウェルネットとSMBCがこれらを有機的に結び付け、既存サービスのグレードアップや次世代型の決済プラットフォームの開発といった相乗効果を生み出すことにより、各々の企業価値向上を追求する他、EC決済ビジネスにおける新たな領域の開拓など、中長期的な事業戦略の構築についても共同で検討していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:48| 知識