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2005年02月23日

【環境】北九州市、東京向け貨物のモーダルシフトシミュレーションを実施

北九州市はこのほど、九州及び山口圏域から東京などに向けてトラック輸送されている貨物を鉄道とフェリーでモーダルシフトを行った場合、環境に対する貢献度がどれくらいあるかをシミュレーションし、結果をまとめた。

試算の結果、トン数では年間最大約22万トン、パーセンテージで見ると約11%の二酸化炭素削減効果が見込まれることが分かった。今回、算出された数値は02年に策定された地球温暖化対策推進大綱で定めたモーダルシフトによる削減目標である440万トンの約5%に当たる。

算出方法は九州・山口圏域の各県庁所在地から東京都庁、愛知県庁、大阪府庁、愛媛県庁までを基準輸送区間として輸送距離を設定し、全線をトラック輸送した場合と、基点とした物流拠点の3箇所(「北九州貨物ターミナル駅」、「新門司フェリーターミナル」、「小倉フェリーターミナル」)を利用したモーダルシフトを実施した場合の二酸化炭素排出量を比較した。

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投稿者:gotsuat 14:41| モーダルシフト関係 【取り組み内容別】