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2005年04月27日

【環境】アサヒ飲料がモーダルシフトを加速

3年ほど前から鉄道によるモーダルシフトに取り組み、成果をあげているアサヒ飲料は鉄道、海運両方を活用したモーダルシフトを加速させている。

国土交通省の「環境負荷の小さい物流体系を目指す実証実験」に認定されている31フィートコンテナを活用した明石工場から関東地区の鉄道シフトでも、開始当初1日4往復だったものが現在は1日8往復まで拡大。31フィートコンテナは今年夏ごろをメドに明石工場から福岡間でも始める予定としている。さらに長距離輸送に加え、中距離でも鉄道シフトを開始することを決定しており、東京から仙台、静岡から関西間での鉄道利用を検討している。

また、フェリーやRORO船を活用した海運シフトも拡大。海運の無人航送拡大により従来の増トン車はトレーラー利用へと切り替えている。今後も福岡から明石間などグループの拠点間輸送をトレーラーを使ったフェリー輸送を拡大する予定など、同社は今後もモーダルシフトに積極的に取組んでいく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:22| 企業の取り組み 【機関別】