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2005年05月02日

【環境】ディーゼル乗用車の普及

経済産業省がまとめた「クリーンディーゼル乗用車の普及・将来見通しに関する検討会」の報告書によると、CO2排出量削減に寄与するディーゼル乗用車を普及するため、補助制度や税制上の優遇などの支援措置を検討するべきだと提案している。

この検討会の目的は、ディーゼル車のメリット、デメリット、技術動向、エネルギー、地球温暖化、大気環境問題に与える影響を幅広く分析すること。ディーゼル車は、ガソリン車よりも熱効率が優れ、燃費が20%程度良いことから地球温暖化対策としては有効である。欧州で市販されているディーゼル車は、大幅な性能向上と排気ガスのクリーン化が進んでおり、新車販売比率の約44%を占めている。一方日本では約0.1%と低迷している。

燃料が軽油であるディーゼル車はNOxやPMを多く排出するが、最新のディーゼル車がある程度普及した場合、運輸部門のCO2排出削減に大きな効果があり、大気汚染に与える影響は小さいとの結果が出ている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:56| 低公害車、低燃費車関係 【取り組み内容別】