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2005年07月07日

【物流】映像記録型レコーダー、実用化へ技術的課題

国土交通省は6月30日、映像記録型レコーダーの搭載効果に関する調査の中間取りまとめを発表した。

映像記録型レコーダーは、事故発生前後の走行情報(前方、車両速度、急加減速など)を映像で記録できる為、事故防止の有効手段として期待されており、一部の運送事業者は既に導入している。

同省は昨年10月から事故抑止効果の調査を開始し、分科会が今年1-3月にタクシー200両、トラック・バス23両に装着して得たデータを収集、分析した。

タクシーについては、ドライバー教育による事故件数減少や「瞬時に記録される」という緊張感からの事故抑止効果のほか、事故処理の時間、コストの削減などを想定しているが、
課題として指導方法やデータ活用マニュアルの必要性を挙げている。

しかし、トラック・バスでは「事故時の衝撃を的確に捉えることができない」など、技術的な課題が多い」として、実用化に向けた取り組みを求めている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:46| 行政関連