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2005年07月27日

【物流】「貨物自動車運送事業安全性評価事業」に過去最高の申請数

全日本トラック協会(全ト協)が発表した「貨物自動車運送事業安全性評価事業」の2005年度申請事業者数によると、2005年度の新規申請は2,506事業所、更新申請は1,869事業所で合計4,375事業所が申請し、過去最高の申請数となった。
全ト協は、国土交通省から「全国貨物自動車運送適正化実施機関」として認定を受けている。「貨物自動車運送事業安全性評価事業」は全ト協が交付金事業として行っており、元々はトラック事業者のマル適マークとして考えだされた。
そのため、現在の「適正化事業」の要員を、認定作業を行うスタッフや申請をした事業所の内容をチェックする巡回指導員としてそのまま使うことでコストをか けない仕組みをつくっており、低運賃に苦しむ中小トラック事業者にとって、高額なコストがかかるISO9001と比べて魅力が大きい。
採点は

1. 事故や違反の実態
2. 安全性に対する法令の遵守状況
3. 安全に対する取組みの積極性
上記3点で行っており、荷主などがトラック事業者を選定する際の目安となるように事業所を評価する。認定基準は100点満点中80点以上で、認定事業所は 「安全性優良事業所」であることを示すGマークを営業マンの名刺に刷ったり、事務所やトラックなどに貼ることが可能になる。
初年度は2,000事業所、昨年度は2,632事業所で合計4,632事業所が安全性優良事業所として認定されている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:35| その他