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2005年08月05日

【環境】物流連、「CO2一斉計測キャンペーン」参加を提唱

日本物流団体連合会は7月29日に開かれたグリーン物流パートナーシップ会議で、二酸化炭素(CO2)排出量の算定方式のひとつである「地域間マトリクス法」のデータ収集方法として、物流業界全体で月一回の「CO2一斉計測キャンペーン」に参加することを提唱したと発表した。

現在、CO2排出量の算定方式としては、燃料(または燃費)法とトンキロ法が有効とされているが、燃料法では複数荷主の按分に課題がある。一方、トンキロ法では積載効率向上などの排出量削減努力が反映されないなど、どちらも一長一短ある。このため、地域間マトリクス法が構想され、これは各輸送手段の実績をもとに、主要都市間の重量あたり排出量を表として提示する。有効なデータ収集には輸送区間ごとの燃料使用量等の計測が必要で、日常業務の中では困難なため、月一回のキャンペーンとして行おうとするもの。

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投稿者:gotsuat 11:17| 環境配慮型輸送用機器導入【取り組み内容別】