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2005年09月14日

【物流】国土交通省、新支援制度「小口貨物積替円滑化支援施設」創設へ

国土交通省は、小ロット貨物の積替やコンテナシャーシの一時保管機能を持ったデポを港湾地区に整備するため、デポ整備に必要な事業費の一部を国費で補助する新しい制度「小口貨物積替円滑化支援施設」を来年度に創設する。
日本企業の中国を中心とする東アジアへの海外進出により、日本と東アジアとの間では製品や部品の輸送が増加し、対東アジア物流が「準国内化」している。
この現状に伴い小口貨物が増大していることからトラックと海上輸送など他の輸送モードとの接続を円滑に行うため、第3セクターが物流事業者の共同使用施設として博多港など東アジアとの航路を持つ主な港湾にデポを整備する。
これにより、小口貨物の海上コンテナへの円滑な混載などを通して輸送の迅速化と物流コスト削減を目指す。
同省ではこの他、港湾高度化対策のひとつとして高度荷捌き施設などが集積した「港湾ロジスティクス・ハブ」の整備も推進しており、2006年度予算では「東アジア準国内物流システム構築費」として新規に8億円を要求している。

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投稿者:gotsuat 15:53| 行政関連