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2005年10月21日

【環境】東京都環境局、医療廃棄物追跡システム事業開始

東京都環境局は、電子タグを活用した医療廃棄物追跡システム事業を開始した。医療廃棄物を排出する大規模病院から処理施設までを追跡できるシステムを構築し、廃棄物を個別管理できるようにした。

医療施設は専用容器で医療廃棄物を排出する。電子タグをはったこの容器は、収集時、中間処分施設への搬入時、焼却炉前の3回にわたってデータが読み取られる。東京都環境整備公社が管理するサーバへ送られたこれらのデータから、収集、搬入、焼却を各々確認し、排出業者や処理業車へ報告する仕組みになっている。

病院側のデータ伝票処理にかかる手間が普及の課題となっているが、日本産業廃棄物処理センターが進める電子マニフェストが整えば、データは電子処理が可能となる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:53| 廃棄物処理、3R活動 【取り組み内容別】