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2005年12月06日

【環境】DMEトラック実用化に向け公道走行開始

京浜臨海部DME普及モデル事業実行委員会は、次世代型クリーンエネルギーとして期待されるジメチルエーテル(DME)を燃料とするクレーン付DMEトラックの公道走行を開始した。

DMEは天然ガスや石炭、バイオマス(再生可能な生物資源)などを原料とし、排出ガスに硫黄酸化物(SOx)やすすを含まず、窒素酸化物(NOx)、粒子状物質(PM)の発生を大幅に抑制できるうえ、二酸化炭素(CO2)を削減するクリーン燃料でセタン価(着火性)も優れている。

DME自動車実用化研究開発グループは、コープ低公害車開発を中核とする9社で構成。いすゞ自動車製「エルフ」を改造したクレーン付きトラックを開発し、横浜市、川崎市、東京都内を1200キロ程度(月間)走行し、実用化に向けた安全性、耐久性、燃費性能などの各種データを収集する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:58| 企業の取り組み 【機関別】