<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2005年12月02日

【物流】物流機能の強化に向け、港湾計画を改訂

先月18日、交通政策審議会の港湾分科会は敦賀港など3港の港湾計画改訂、大阪港など3港における港湾計画の一部変更をそれぞれ「適当」と答申した。

【港湾計画改訂3港】
敦賀港(福井県):平成27年を目標に整備。
  鞠山南地区埠頭(水深14m岸壁など)を拡充してコンテナ貨物や外貿の大型船貨物を同地区にシフト。
貨物のシフトに伴い鞠山北地区で内貿ユニット貨物(フェリーやRORO船貨物)に対応した埠頭用地の拡充。
唐津港(佐賀県):平成30年前半を目標に新たなみなとまちづくりを推進。
  現在の妙見地区から東港地区へ内貿ユニットロード基地としての機能を移転。妙見地区を在来貨物の拠点として拡充。
八代港(熊本港):平成30年代前半を目標に港湾計画を拡充。
  大型船の入港に対応した公共埠頭の整備。
石油受入基地強化のための大型油送船対応の施設整備。
 
【港湾計画一部変更3港】
博多港(福岡県):アイランドシティ地区の大規模地震対策施設計画を変更。
  アイランドシティ地区にコンテナ専用として水深15mの岸壁2バースと臨海道路を整備。
大阪港(大阪府):北港南地区(夢洲)で水深15〜16mの岸壁1バース、水深15mの岸壁2バース(内1バースは既設)を整備し、コンテナ物流による国際競争力の強化を図る。
釜石港(岩手県):公共埠頭計画を変更。
  須賀地区に水深10m、延長240mの岸壁1バースを追加。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:43| その他