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2006年06月23日

【物流】JR貨物 留置料金「完全収受」へ

日本貨物鉄道 (JR貨物)は来月1日から、到着駅でのコンテナ留置サービス運用を従来のルール通り完全実施する。これは、着駅での放置コンテナをなくすとともに、輸送 余力のあるコンテナ列車で運ぶことで輸送力の有効活用を図るのが狙いである。具体的には駅到着後の5日間は完全無料で、放置コンテナ扱いとなる6日目から 留置料(保管料)として、1日当たり5トンコンテナ1000円、10トンコンテナ2000円、私有10トンコンテナ1400円が発生するが、持ち出し期間 内で指定されている場合には持ち出し予定日の翌日まで無料で留置できる。
これを受け、通運業者の中にはコスト増につながる可能性があるだけに素直に受け入れ難いという声もあがっているが、実際数千個のコンテナが到着駅に留置さ れている状態で、持ち出し予定日になっても引き取りにこないのが現状であるため、JR貨物としても苦肉の策である。

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投稿者:gotsuat 17:10| 物流事業者