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2006年09月12日

【環境】廃食油をバイオディーゼル燃料に精製

プレナスが、店舗で発生する廃食用油をバイオディーゼル燃料(BDF)として精製し、配送車両に再利用するシステムを導入する。
同社が運営する「ほっかほっか亭」と「やよい軒」の計2,371店から排出される廃食用油は、年間370万リットルで、これらを全て回収し精製すると、年間330万リットルのBDFが製造できる。これを軽油代替燃料として再利用することで、8,500トンのCO2排出削減が可能となり、原油高による配送費の上昇も抑えられる。

フレートライナーサービスと共同でリサイクルシステムを構築し、来年1月にも福岡市内に自社専用BDF精製施設を開設、九州・山口地区で配送車両の7割(80両)の燃料として年間135万リットルのBDFを製造し、本格的に使用をスタートさせる。今後3年間をかけて精製施設を整備し、全国の協力配送車両の7〜8割をBDFに切り替える。

BDFは、原料の植物が成長過程で光合成によりCO2を吸収するため、燃焼時にCO2が発生しても絶対量を増加させないことや、黒煙、硫黄酸化物(SOx)もほとんど発生しないが特徴。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:26| 企業の取り組み 【機関別】