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2006年10月03日

【環境】日中間物流を最適化

住金物産が、アパレル国際SCMグリーン物流実証事業委員会の初会合を開いた。グリーン物流パートナーシップ会議で選ばれたモデル事業「アパレル物流における海外縫製工場から日本の最終店舗までの輸送手段の全体最適化による環境物流の設計」の実施に向け、課題解決のための方策を検討していく。

モデル事業では、阪急交通社とパートナーシップを組み、アパレル分野で日本と中国のシームレスなロジスティクス体制を構築していく。具体的には、(1)貨物の最適港陸揚げによる国内横持ち輸送の解消(2)積載効率向上による輸送頻度の削減(3)航空機から船へのモーダルシフトに取り組むことで、CO2排出量を53%削減する計画。
同委員会では最適着港地や積載効率、リードタイムなどの組み合わせを算定する最適化システムの開発を目指すと共に、データの収集、システム設計・開発などの具体的な作業も進めていく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:05| 企業の取り組み 【機関別】