<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2006年09月19日

【環境】運輸部門のエネルギー消費量減少

日本物流団体連合会は、現行エネルギー基本計画の改定審議を続けている総合資源エネルギー調査会基本計画小委員会で、運輸部門におけるエネルギー消費量の減少傾向を指摘、強調した。

改定案では、「近年、民生・運輸部門においてエネルギー消費の伸びが著しく」と記述されているが、実態は、民生部門でエネルギー消費量の増加が続いているのに対し、運輸部門では平成13年度から16年度にかけて2.5%減少していた。中でも貨物部門の減少幅が大きく、改定案の記述は事実を反映していないとして、民生部門と運輸部門について明確に書き分けてほしいとの趣旨の発言があった。
運輸部門のエネルギー消費が抑制傾向に転じた要因として、鉄道・海運の利用促進、自動車輸送の効率化などが考えられる。物流部門ではグリーン物流パートナーシップ会議を通じた活動や改正省エネ法への対応などにより、エネルギー使用の効率化・削減に取り組んでいくとしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:54| その他の取組内容 【取り組み内容別】