2006年10月20日
【環境】温室ガス排出量、前年度比0.6％増
環境省が平成17年度の温室効果ガス排出量速報値を、総排出量13億6400万トンと発表した。これは京都議定書の規定による基準年1990年との総排出量比を8.1％上回り、前年度の総排出量比も0.6％増となった。
この結果の要因として、運輸部門のCO2排出量が減少した一方で家庭部門、業務その他部門の大幅なエネルギー消費に伴いCO2排出量が大きく伸びたものと見られている。
運輸部門の2005年度CO2排出量は2億5700万トンと基準年比は18.1％増加しているが、前年度比は480万トン削減と1.8％減少している。
基準年の排出量増加は、貨物からの排出量が4.8％減少した一方、旅客からの排出量が39.7％も増加したことによる。旅客の自家用乗用車からの排出量は、基準年比が48.0％と大幅に増加しているものの、前年度比は3.0％減と390万トンも削減されており、運輸部門全体の前年度排出量比を減少させていることに大きく寄与している。
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投稿者：gotsuat 11:25| 環境配慮型輸送用機器導入【取り組み内容別】
