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2006年12月15日

【環境】バイオディーゼル燃料、試験的導入

原田運送が、来年1月よりバイオディーゼル燃料(BDF)を試験的に導入する。BDFのテスト使用として既にフォークリフト1基を採用しているが、まず2トン車1両に採用し、問題がなければ徐々に拡大していく方針。

BDFは近隣のスーパーマーケットや弁当店などから回収した廃食油を原料に自社精製しており、コストは1リットル当たり40〜50円に収まっている。将来的には燃料をすべてBDFに切り替える意向で、事業化に備え産業廃棄物収集・運搬の許可を取得したが、1日の精製能力が最大200リットルのため、全保有車両を賄えないのが現状。また、精製設備を大型化すると消防法の制約を受けるため、十分な廃食油の確保も容易には行えないでいる。
菜種や大豆など植物油の廃油を利用するリサイクル燃料であるBDFは、黒煙を出さず、精製過程で生じるロスを石鹸の材料にできるなど環境にやさしく、自治体を中心に普及が進んでいる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:13| 低公害車、低燃費車関係 【取り組み内容別】