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2007年02月28日

【環境】96年ピークに運輸部門CO2減少

環境省が発表した2005年の運輸部門CO2排出量は、前年比は1.8%減だが、京都議定書の基準年1990年比(2億1700万トン)では18.1%増(2億5700万トン)と、2001年から続いている減少傾向を維持した。

京都議定書で国際公約した「1990年比マイナス6%」削減約束期限の2010年を控え、自動車輸送によるCO2排出量が大半を占めている運輸部門では、トラックの大型化などによる効率化や低公害車導入が大きく貢献したため、CO2の削減は進んでおり、1996年度をピークに貨物自動車による排出量は減少している。

しかし、京都議定書の削減目標にはほど遠く、新たに8.7%の排出削減が必要となる。このため、物流部門では「グリーン物流パートナーシップ事業」の更なる拡大や改正省エネ法による排出規制の強化なども今後、改めて注目される。

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投稿者:gotsuat 11:06| 環境配慮型輸送用機器導入【取り組み内容別】