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2007年03月22日

【物流】国交省 大型車の車輪脱輪事故防止策

大型車の車輪脱輪事故の多発を防止するために、国交省が 「自動車点検基準」を改正し、4月1日から大型車(車両総重量8トン以上のトラック等)にホイール・ボルト関係の点検項目を追加することを発表した。ま た、被けん引車の定期点検項目を一般の大型自動車区分と分離して、3ヶ月点検は20項目、12ヶ月点検は33項目とした。国交省によると、99年1月から 06年12月末の大型車のホイール・ボルト折損による車輪脱輪事故は、99年から03年まで34件、04年71件、05年69件、06年47件の計221 件にのぼる。報告件数が増えた背景には、04年に車輪脱輪等の運行不可能になった事故についての報告を徹底するように通達を出したこと、05年2月に自動 車事故報告規則を改正し車輪脱落を含む車両故障により運行不可能になった事故についての報告を義務化したことがある。

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投稿者:gotsuat 10:00| 行政関連