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2007年05月23日

【物流】貿易関連手続きの簡素化、IT化へ

政府のアジア・ゲートウェイ戦略会議において、「貿易手続き改革プログラム」が決定した。
保税搬入原則をはじめとする現行の保税・通関制度の見直しや港湾手続きの「次世代シングルウインドー」への早期一本化を目指し、貿易関連手続きを簡素化、IT化する。
通関手続きについては、いまも法令順守に優れた事業者には保税地域への搬入を免除できる制度があり、これを来年末までに輸出額ベースで5割超となるよう利用拡大を目標とする。
また、港湾の深夜早朝利用を推進する為、夜間入港規制の撤廃を周知徹底し、法令順守に優れた事業者への臨時開庁手数料の見直しなどを行なう。
港湾手続きも、来年10月稼動予定の次世代シングルウインドーに統一し、アジアトップクラスのペーパーレスを推進する。2012年には日本のシングルウイ ンドーとアジアン・シングルウインドーが相互接続された状態になるよう交渉を始める。また、将来的には、主要貿易相手国と輸出・輸入両面での貨物セキュリ ティー管理に関する相互認証を行なうことを視野に入れ、円滑・安全な貿易を推進する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:00| IT関連